T内科クリニックを選んだ決め手はなんですか?
地域医療に根ざした総合的なアプローチが魅力でした。
内科・精神科という基本診療に加え、地域のニーズに応える訪問診療まで幅広く展開されており、医師として様々な経験を積める環境が整っていました。
また、診療科間の連携が緊密で、患者様一人一人に対して包括的な医療を提供できる体制が確立されていることも大きな決め手となりました。
将来のキャリアプランを考える上でも、このような多角的な診療経験を積める環境は非常に貴重だと感じています。
現在、主にどんな業務をされていますか?また、仕事をする上で大事にしていることはなんですか?
内科・精神科の外来診療を中心に、週に2-3回の訪問診療も担当しています。
外来では生活習慣病の管理から急性疾患の対応まで幅広く診療を行い、精神科領域では不眠やうつ病などのメンタルヘルスケアに携わっています。
訪問診療では、在宅療養中の患者様の健康管理や看取りまで、ご家族と密に連携しながら対応しています。
私が特に大切にしているのは、「患者様の声に耳を傾け、共に最適な治療法を見つけていく」という姿勢です。
医学的な説明は専門用語を避け、図や模型を使用しながら丁寧にご説明することを心がけています。
また、患者様の生活背景や価値観を理解した上で、その方に最も適した治療方針を提案できるよう努めています。
T内科クリニックへ入社前に不安に感じていたことは何かありましたか?
最も不安だったのは訪問診療でした。
病院での勤務経験は豊富にありましたが、患者様のご自宅という異なる環境での医療提供には戸惑いがありました。
特に、限られた医療機器での診断や、急変時の対応には大きな不安がありました。
しかし、入職後は経験豊富な先輩医師から、訪問診療特有の観察ポイントや、ご家族との関わり方まで、実践的なアドバイスを数多くいただきました。
また、訪問看護師との定期的なカンファレンスや、24時間対応の体制が整っていることで、徐々に自信を持って診療できるようになりました。
T内科クリニックで実際に働いてみてどうですか?
期待以上の環境だと実感しています。
特に印象的なのは、患者様との長期的な信頼関係を築けることです。
定期的な診療を通じて、患者様の些細な変化に気付けるようになり、予防的な介入も可能になってきました。
職場環境も非常に恵まれています。医師、看護師、事務スタッフ間のコミュニケーションが活発で、週1回のカンファレンスでは、患者様の情報共有だけでなく、診療方針についても活発な議論が行われています。
また、院長先生が積極的に最新の医療機器の導入や研修機会の提供を行ってくださるため、常に学びながら診療できる環境が整っています。
ワークライフバランスも充実しており、当直や休日の負担も適切に分散されているため、自己研鑽や家族との時間も確保できています。
医師としてのやりがいと、人としての生活の質、両方を大切にできる職場だと感じています。